防球ネット計測・新種目競技場建設     

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技術情報 陸上競技場 Athletic field 

総合運動公園の中に併設される陸上競技場は、イベントの開会式なども 開催される各施設の中でもシンボリックな中心施設となります。

陸上競技場は、日本陸上競技連盟の競技規則に基づき設計され、100分の1秒のスピードを競う場という性格上、その記録が信頼し得るように、当然のことながら、

(1)厳格な精度と、高度な品質管理が求められる施設でもあります。

(2)また、陸上競技場の場合、設計段階から方位やその地方の常恒風向なども考慮した上で造られていかなければなりません。

しかし、そのデリケートさから、日頃の使用を避けた競技専用の競技場となってしまうケースも見かけますが、近年では陸上競技だけではなく、サッカーやラグビーなどの試合はもちろん、コンサートや展覧会など文化の発信として使用されるほか、大規模災害時の帰宅困難者の避難場所としての役割など、大人数を収容することが出来る施設として陸上競技場は様々な目的で使用されています。

(3)恒常的に使用しやすい施設をより多く造ることも私たちの使命のひとつと考え、日頃の練習の成果を十分に発揮することが出来る施設づくりをご提案させていただきます。

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! INFO 陸上競技場

陸上競技は、トラック競技だけではなく、器具を使用するハードル、走高跳、棒高跳といった跳躍競技、ハンマー、やり、円盤といった器具を投げる投てき競技など多くの種目があり、陸上競技場にはこれら各種競技をおこなうための様々な設備が備えられています。

陸上競技場施工にあたり、日本陸上競技連盟の公認を取得した公認陸上競技場にするか、それに準じた必要な施設のみの建設にするかによって、大きさや舗装材、付帯設備の規模が大きく変わり、第1種~第4種まで区分あります。

競技場の走路は一周200mから400mまであり、日本陸上競技連盟が定める競技規則を満たさなければ、公認競技場になりません。

また、種別により一周の距離にも第1種と第2種は400m、第3種は300mか400m、第4種は200mか250mか300mか350mか400mとそれぞれ規格があり、陸上競技は競技者同士が競い合うことはもちろん、記録を競い合う競技であるため、舗装材から付帯施設まで競技規則に定められた規格でなければならない、最も厳格に決められているスポーツ施設と言えます。

陸上競技場の改修は5年や10年の間隔が目安と言われており、日本陸上競技連盟の公認検定が5年ごとにおこなわれるため、公認更新時に実施される検定に合わせて薄くなっているラインの引き直し等の条件が多いため改修工事の必要が生じてきます。

もちろん環境や使用頻度にもよりますが、施設新設から10年ほど経過すると、頻繁に使用するスタート部分などの摩耗が目立つようになるため、修繕する必要も出てきます。

路面の種類は、走路はクレイ、アンツーカ、ウレタン系(ゴムチップウレタン、フルウレタン)の舗装になりますが、認定基準の種別により、限定されてきます。

インフィールドは、クレイ、天然芝、ロングパイル人工芝が一般的ですが、陸連競技規則に係わりますので、大きな大会を行う施設では天然芝になります。

また、ロングパイル人工芝を採用している施設も多くありますが、その施設で投てき種目を行うか否かによって、可・不可が決まります。

このように、利用者の年齢層や競技レベルなどにより、その走路とインフィールドの組み合わせは様々です。

弊社では、世界のトップアスリートが記録を競い合う高性能なトラックを探究する一方、他方においては、スポーツ愛好家が安心して走れるトラックの開発にも力を入れております。

 

◆ 全天候型弾性舗装材【ニューファイン】

ニューファインKST仕上げ(ニュータイプのエンボス仕上)について;★ メリット

1.スプレー工法とすることで仕上げの均一性により美観性に優れることと、大幅な工期短縮が望めます。

2.従来のトッピング工法に比べてエネルギーロスを最小限に押さえることができるため、記録の向上が望めます。

3.ノンスリップ性が高く、万が一転倒しても表層が丸くソフトなため、安全で身体の傷みにつながり難くなります。

4.管理面においても従来のトッピングに比べてチップの欠落が無く、土砂の目づまりも少ないので、メンテナンスや清掃が容易です。

5.表面仕上げ月一液性ウレタンの開発により、現場配合(二液型)に比べて製品の品質管理が可能となり、安全性や作業性が向上します。

この他にも様々な仕様がございますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。

! INFO 関連ニュース

陸上競技場のトラックの色といえばアンツーカ色が一般的でしたが、近年ブルートラックが注目を浴び、国内でも複数の施設で採用されています。