なにより、私の大好きなスポーツに 密接に関わっていることが 日々のモチベーションにも繋がっていると思います。
私達の“施設づくり”は、スポーツを「行う」・「観る」など、多方面からの観点に立ってすべての立場を理解する必要があります。
例えば、色々な方にお話を伺う機会が多くある中、「管理する」立場の方からの貴重なお話は欠かすことができない大切なファクターとなります。
今までスポーツに対して「行う」・「観る」という視点しか持っていなかったところに、「管理する」視点を加えること。
それは、良い“施設づくり”のためには 非常に重要なことと学びました。
あらゆる視点・角度から、日常は交じ合うことの少ないスポーツに関わる方々のお話や意見を伺い、それを総括・調整した上で、最終的に“施設”竣工という具体形でそれを表現できることは、この仕事でしか成し得ない一番の充実感ではないかと私は考えています。
■営業部の実務
営業形態としては、新規開拓営業、既存顧客へのルート営業を行っています。
スポーツ施設・体育施設の新設・改修・整備等の企画・提案を担います。
主な営業先は、教育施設(幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、大学)、建設会社(ゼネコン等)、官公庁、設計事務所が挙げられます。
営業部は地域担当性となっており、私は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を担当させて頂いています。
私が長永スポーツを志望した理由
私は業種問わず、スポーツに関われる職業を志望していました。
実は、その中でスポーツ施設の提案「営業」という職種は、当初は考えもしませんでした。
しかし、業務内容を伺う中で、もしかしたらスポーツメーカーなどのスポーツ一般に携わる仕事より、非常にやりがいを感じることができる仕事なのではないかと感じました。
なぜなら、施設は残るものだからです。
スポーツ関連の仕事はたくさんありますが、自分の努力・成果が形として残っていく職種は、数少ないのでないでしょうか。
その中でも“施設”は、とび抜けて大きいものに違いありません。
自分の努力が形として残る。
それが物理的にも価値的にも 大きなものであればあるほど、やりがいを感じることができると思い、入社を志望しました。
オリンピックや各種目の国際大会など、スポーツでは 日々新しい記録やドラマが生まれています。
そんな記録作りに少しでも貢献することができるかも知れません。
また、利用しやすいスポーツ施設を整備することで、身体を動かす機会を増やせれば、多くの方々の健康を守ることができるかも知れません。
やがて、このような大きな社会貢献を果たせる可能性を持つことも、この業種の魅力のひとつだと思っています。
私の夢は2つあります。
1つは、私の営業として携わった施設で大きな大会、できれば世界的な大会が開かれること。
もう1つは、たくさんの子供達が、私が携わった施設でスポーツを行うことです。
前者は、さらに経験・知識・人脈などあらゆる能力を高い水準にまで自分を高めなければ 実現できないことです。 でも、日々の小さな努力の積み重ねが 夢に一歩でも近づいているはずです。
後者は、どこで何をするかがわからないのが子どもです。
それだけに見えない安全配慮には一切の妥協があってはなりません。
いつの日かその点を見知らぬどなたかに評価されると信じることがささやかなプライドにも繋がっています。
そのためにも、仕事の大・小に関わらず、常に仕事に全力を尽くし、お客様を大切にすることこそ 夢の実現への早道だと考えています。
陸上競技です!
私自身、中学から大学まで10年続けたスポーツであることが根底にありますが、入社後、競技者としてではなく施工者として また違う視点から陸上競技に携わることで 新たな魅力に気づきました。
陸上競技は、1/100秒を競う競技です。
一方、施工者の立場となった今、施工技術で問われる公差は1/10000を求められています。
このようにシビアな施設だからこそ、初めて競技者はシビアな環境下で記録を求めることができているのだと思います。
私は、陸上競技に対して、競技者として、施工者として身を置けたこと、そして、企画・提案・施工を行った“施設”で 観戦を実践できる「喜び」を実感しています。